立ち会い出産は分娩まで立ち会うべき3つの理由

妊活・子育て・ワンコ

ノブです。ついに子供が生まれました。元気な女の子です。

今回僕は分娩まで立ち会いましたが、夫が出産に立会うというのはわりと最近のことのようです。

以前は女性が一人で産み、産まれた後に旦那が登場するというパターンが一般的だったらしい。

僕の周りでは立会いに参加した人は半々です。分娩まで立ち会ったのはもっと少ない。

今回は分娩まで立ち会うほうがいい理由について書きました。

立ち会い出産はやめたほうがいいという人の言い分

これまで何人かの人に「立ち会わないほうがいいですよ」と言われました。雑談程度の話で、止められたわけではないのですが、理由がどれも面白かったのでご紹介します。

1. 産後奥さんを抱けなくなる

鬼の形相の妻を見て、女性として見られなくなるという意見がありました。
あとは、膣から子供が生まれるところをみると、あそこにペニスを入れることに嫌悪感を抱くそうです。真偽は分かりませんが、それでセックすレスになる夫婦もいるとか。

2. いざ本番に臨むとビビっちゃう

妻の出産の2時間前に隣の病室で出産がありました。次の日妻が病院のラウンジでそのお母さんと話をする機会がありました。
その方の旦那さんは分娩の前まで立ち会っていたけど、いざ分娩室に移動した途端、「外で見守ります」と(笑)
奥さんは逃げやがってと笑っていたそうですが、彼がその後何年にもわたってそのことをネチネチ言われることは容易に予想されます。それなら最初から立ち会わないというのもありかもしれません。

僕は立ち会い出産なんて滅多に遭遇できる機会ではないので、進んで立ち会うことにしました。そして立ち会った今、「やはり立ち会ってよかったな」と思っています。

夫が知っておくべきこと

出産について僕が抱いていたイメージはまるで手術室の外で待つ家族のように、ひたすら腰掛けて掌を組んで祈っているというものでしたが、全然違いました。

「待つ間なにしようか」とか、「本読んだり仕事したら怒られるのかな?」とか、あとは「病院って喫煙所なかったよな」とかそういうことも少しだけ心配していました。(奥さんごめん)

1. やることはある、ただし少ない

話し相手になる、一緒に運動する、背中・腰をさする

これくらいですが、2分おきに肘を腰に当てて、全体重を乗せるように手のひらで妻の股間を押します。体力がいります。

2. 時間がかかるがあっという間

本格的に陣痛が始まってから出産まで16時間かかりましたが、あっという間でした。

出産の時間とは

どこを始点にカウントするのかは実はこれという定義がないのですが、「病院に行った時点」、「本格的な陣痛が始まった時点」。

破水から出産までは意外と短かったです。(うちは30分)

出産に立ち会うべき3つの理由

1. 女性の強さを知る

妊娠から出産において、男が直接行うことって射精くらい。
十年以上前に「女性を子供を産む機械に例えると〜」と言ってフルボッコになりましたが、男は単にグリスを指すだけの役割しかないです。
女性はつわりにもなるし、身体は重くなり腰痛も来るし、酒も飲めないし、運動もできない、便秘になったり、あらゆる苦痛を味わうことになります。
身体の痛みの最後が出産になりますが、これまでの総括を見守らないなんて勿体ない。

2. 生への執着

赤ちゃんは生まれた瞬間にギャー!と雄叫びをあげます。この世界に新しい人間が誕生する瞬間に立ち会う。いずれこの子も自身の出産を経験し、また新しい命が生まれ、命が引き継がれて行く。そんなことを考えていました。感動しました。

3. 奥さんの不安を共有できる

身体的な痛みは共有できませんが、「ここにいるよ」というメッセージを伝えるだけでいいのです。それしかできないのですから。

出産に立ち会ったから愛が深まるかは個人差があるでしょう。
子供がいてもうまくいかない夫婦が。どんな感動もいずれは冷め、目先の軋轢の癒しとはならないかもしれません。それでも、協働して何かを達成するというのは夫婦にとって必要なことだと思います。

「共有する」というのが重要なポイントになるでしょう。

男性諸氏、ぜひ奥さんの出産には立ち会ってくださいね。

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