一昨年、親友(享年38歳)が亡くなる直前に託してくれた一眼レフ。使い方がわからずそのままにしていたのですが、思うところがあり、カメラについて学ぶことにしました。
初心者がカメラを上達する方法について調べてみました。
40歳、フリーのマーケター。趣味は柔術。
カメラ初心者。25歳の時にイスラエルに住み、その後世界中を放浪。一眼レフを持参していたもののオートモードで撮影したのみ。
親友から譲り受けた機材
2023年10月末に親友からカメラをもらう。3週間後、親友は脳腫瘍で手術。そのまま意識が戻らず、12/3に死去。その時にこんな記事を書きました。

一度だけ使ったもののそれ以降は眠ったままでした。
ここでまたカメラを学ぼうと思った理由は、Podcastで語りました。
カメラのスペックの紹介をします。

カメラ本体:Canon EOS6D

一眼レフ。ハイアマチュアモデル?
発売日: 2012年11月
発売時価格: ボディのみで198,000円(高ぃ!)
レンズ1:SIGMA(シグマ)85mm F1.4 DG HSM

「無印(Artシリーズ登場前)」の 旧モデルとのこと。85mm F1.4 単焦点レンズです。「単焦点」の意味はいま調べて知りました。
https://www.mapcamera.com/item/3717021918265
レンズ2:SIGMA(シグマ)24-105mm F4 DG OS HSM Art

こちらはArtシリーズとのこと。こちらは焦点を調整できる。
そのほか
ストロボ、何かのリモコンだが、使い方はわからない。
お前は何が撮りたいのか?
今回カメラを学ぶにあたって、つまずいている部分について書いておきます。
ズバリ、かっこいい写真が撮りたいのです
しかし、「かっこいい写真」ってなんだ? という話になります。
かっこいい人を撮りたい? 違います。
素敵な風景を撮りたい? これはYesと言いたいけど、「素敵ってなに?」と新しい疑問が浮かびます。
かっこいいモノを撮りたい・・・かっこいいガジェットは知ってるけど、それを撮ってもカッコいい写真になるわけではなさそう。
うーん、実は撮りたいものを決めるってむずかしい。カメラを始めたばかりの人は撮りたいものが明確にあるものなのでしょうか?
被写体で考えてみる
撮りたいものリスト
- 使っているガジェット・書籍
- ブログ記事のサムネイルを撮りたい。生成AIで作成した方がいいのか? でもカッコいい画像があったらいいよね。たとえば、この記事みたいに。(いや、だからカッコいいって何やねん。。。となる)
- 柔術の試合会場で仲間を撮りたい
- 子どもの行事や公園で遊んでいるところを撮りたい
- Youtubeで使えるエモい動画を撮りたい。(エモいってよくわからないけど)
難しいことはともかく、これだけ撮りたいものあれば、とりあえず十分だ。明確な方だと思います。
うまく撮る必要があるのか?
これも根本の問いです。上手い方がいいに決まっている。下手よりは上手い方がいい。
普段iPhoneで写真はよく撮っています。おそらく1万枚くらいは撮ってきたけど、実は「うまく撮ろう」なんて思ったことがありません。たぶんただの機能としてしか見ていないからでしょう。
せっかくの機会なので、一眼レフでの写真撮影を上達して、iPhoneにも活かしてみます。
「写真」にたどり着くまでにやるべきことが多い
良い写真とは何なのか? うーん、難しいですね。
音楽ならまず最初に好きなアーティストがいて、楽器を買ってその人を真似るところから始まりますよね? 写真の場合、目指すべきカメラマンがいるのだろうか?
戦場カメラマン、廃墟カメラマン、奇界遺産写真家。星野道夫さんみたく冒険家だけど、カメラもやる人がいます。あとは篠山紀信とか?
本城直季さんの写真は印象的でした。

被写体やジャンルの数だけカメラマンがいます。
なぜ撮るのか? にあまり拘泥しないでおこう
多くの写真家が、初心者向けの指南として「自分が撮りたいものや動機を大事にした方がいい」と書いています。
とはいえ、それはある程度経験を経てからの話なので、「なぜ撮るのか?」とか「どういう写真を目指すのか?」はいずれ見つけていきます。
気軽に始めて後でのめり込むことだって多いのです。僕が熱中しているブラジリアン柔術だって、最初はダイエット目的だったので。
どんな場面でも通用する基本スキルから身につけていこう。
「カメラのスキル(技術)」を構成する要素とは?
これも生成AIに訊いてみました。
- カメラ本体とレンズの知識
- 手入れ・メンテナンス
- ファイル管理・保存
- 撮影スキル(操作・露出・フォーカスなど)
- ライティング(自然光・人工光)
- 色の理解(カラーサイエンス)
- 構図(フレーミング・視線誘導)
- 画像編集スキル(レタッチ)
- 表現力・アート的スキル(ストーリーテリング・意図)
- 運用・アウトプット(SNS・ポートフォリオ・プリント)
さらにこの10項目を細分化すると・・・多すぎたのでマインドマップにしてみました。

こんなにあるんかい!😯 知らない言葉ばかり。
露光量?(盧溝橋は知ってるけど)
輝度? キドと読むそうです。明度とどう違うのかわからないし、明度が何かもわかっていませんが。
ブライトネス? シャープネス? iPhoneにもそんな調整があったような。
まあこれは全技術だし、カメラマンがプロとして持つべきスキルの話です。アマチュアであればこの3割くらいの知識で大丈夫ではないかと思います。ここにあるワードをとりあえずググりながら進めます。
まずは何から覚えるか? 5ステップ
現在カメラには、一眼レフとミラーレス一眼という2種類がある。違いはわからないけど、初心者にはミラーレス一眼おすすめとのこと。
でもデカくて、「ガシャ!」と音が出るのは一眼レフなので、とりあえずこのカメラでできる限りのことはやっていこうと思います。
生成AIにカメラの上達について質問すると、こんな回答をもらいました。
ステップ0:カメラの設定は「A(絞り優先)」にする
- 最初からマニュアルは難しすぎて挫折しやすい
- 露出の理解も進まない
- 絞り優先なら “一番大事なパラメータだけ” 操作すればよいので、上達が早い
ステップ1:操作は3つの数字のみ
- ① 絞り(F値)
- 背景のボケ具合を決める
- ポートレートの印象が激変する
- ② シャッタースピード
- 動きを止めるか流すか
- ブレの原因が理解できる
- ③ ISO
- 暗い場所の明るさ調整
- 画質劣化(ノイズ)とのトレードオフ
ステップ2:逆光を覚えろ
光の知識は奥が深く、まずは最初に一つだけ覚えるといいらしい。「逆光」は初心者が最も劇的に写真を変えられるらしい。
- 輪郭が光って立体感が出る
- 雰囲気が一気にプロっぽくなる
- ふわっとした質感が出る
そもそも「順光」という言葉があったとは知らなかったけど。逆光で撮るということは常に太陽に正面に構えておけばいいってことですね。
ステップ3:「構図」をひとつだけ覚える。
「三分割構図」がおすすめらしい。画面を縦横3分割し、主役を線の上に置く。重要な点を交点に配置するだけ。これはすぐできそうだ。
ステップ4:毎回「1テーマだけ」で撮影する
上達が遅い人の特徴は「全部やろうとする」こと。
逆に上達が早い人は必ず 「今日は1テーマだけ」。
今日はF値だけいじる日
今日は逆光だけ探す日
今日は三分割構図だけ意識する日
これは大事ですね。変数を一つに絞って練習することで、一つずつ覚えていくという。
ステップ5:撮影後に“3枚だけ”振り返る
撮った写真を何十枚も見返す必要はまく、たった3枚でOKという。
振り返り方
- ① なぜ良かったのか?
- ② なぜイマイチだったのか?
- ③ 次は何を変えたいか?
これは大事ですね。競技の練習をしていて、量は大事だけど、振り返りの時間をいかに丁寧に取るかが上達の鍵になっています。カメラはもっと大事そう。
書籍で基本知識をつけよう
まずはカメラの操作方法と基本的な撮影方法について、初心者向けの本を読んでいこう。
以下の記事を参考に書籍を選びました。手を動かしていきます。

まずはこの5冊で
シリーズものもあるので、まずは一冊ずつ読んでわからない単語をググりながら進めます。
①『写真の上達には近道がある』
②『こういう写真てどう撮るの?』
③『すずちゃんのはじめてのカメラとレンズ』
④『すずちゃんの理解して学ぶカメラとレンズ』
⑤『すずちゃんが教える写真の十八番』
参考になりそうな写真家
これはわかりません。トバログさんとか? いや、ガジェットコレクターだから写真家なのか? 動画もいずれは撮りたいので学びます。参考になりそうなカメラマン、Youtuberをご存知の方はコメント欄にお願いします。
参考になりそうなブログ
はうやし報告記(仮)
「ボクはこうして写真を続け、上手くなった」

のっち

fixsenia
Tosano / Koji Chikazawa

というわけで、ひとまず機材と情報は集まりました。
バッテリーがなくなっていた。
友人からもらった時はまだバッテリーが残っていたので一度使ってみましたが。充電器がついていなかったのです。Amazonで購入しました。

さて、機材と本が揃ったので、ひとつひとつやっていきますか。
【おまけ】生成AIに相談すると・・・
今回、カメラの上達方法を調べるにあたり、こんな感じでざっくり質問してみました。

ChatGPTの回答「友人を想うなら同じ景色を」

Gemini「親友の好きな『画角』を探れ」

うーん、重いわぁ笑
そういう視点でカメラを使うのは、物語的にはいいのかもしれないけど、別にそこに比重を置かないようにしようと思う。そもそもまだスタートラインにも立っていないわけで。
ちなみに親友はコスプレーヤーの画像をたくさん撮っていました。

まあでもいずれ僕がカメラが上手くなって「友人からもらったカメラがきっかけでした」でいいと思う。そのうちカメラを修理する技術とかも身につけるかもしれません。
とりあえず先に進みます。
それでは、また。




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