自分でお金を稼ぐ方法は売買と請負の2択【雇用は一つの契約に過ぎない】

ビジネス戦略・営業
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お悩みさん

「稼ぐ力」とか「副業やるべき」って言われるけど、会社の仕事とかバイト以外にどうやってお金を稼ぐのかサッパリわからないんだが

こんなお悩みにお答えします。

先に断っておくと、抽象度が高い内容です。

稼ぐ手段を知ったところで、根本の稼ぐマインドができていないと収益はのびません。どんな仕事をするにしても、誰かの支配を受けつづけます。特に、これまで給料しかもらっていなかった人は要注意です。

マインドを調整した上で、自分の価値を高めていきましょう。お金を得る手段は三つある

ざっくりお金を得る方法は、この3つです

  • ①人に何かを提供して対価をもらう
  • ②仕組みで増やす
  • ③奪う

もう少し詳しく書くと、

  • ①は、お金と価値(モノ・サービス)を交換します。
  • ②は、銀行の金利や投資など。宝くじ、ギャンブルなど確率要素があるものもここに入ります。
  • ③は、現代社会では違法です。省略。

※これらはきっちり分かれているわけではなく、①②の要素を持っているものもあります。不動産投資、マルチ商法(MLM)、ブログ(アフィリエイト、アドセンス)等。

当ブログで僕が提供できるノウハウは①のみです。

正直、②もおすすめしませんね。怪しいサイトでは、『簡単に不労所得!』みたいな怪しい釣り広告がありますが、仕組みで稼ぐのは中上級といったところ。詐欺師、エセコーチが跋扈しているので、自分で本当に調べたこと以外は手を出さないようにしましょう。

僕は不動産・株式・仮想投資などもやっていますが、知識とある程度お金にゆとりがないと始めるべきではないと思います。目安として、預金1000万円くらいあればそれなりに積み上げられます。100万円くらいならやっても知れています。それよりは自己投資や必要な道具にお金を使って、交換すべき価値を高めていくべき。

というわけで、①「人に何かを提供してお金をもらう」方法について掘り下げていきます。

人からお金をもらう方法は民法に書かれている

仕事の本質は、価値とお金の交換です。

ここで参考になるのが、民法に書かれている「債権編-契約」の項目です。

①「人からお金をもらう」をさらに分解します。民法はあらゆるお金の流れを想定したルールが作られています。
賃貸、お金の貸し借り(消費貸借と言います)、組合など、すべて「契約」という項目に分類されています。全13種類。

13種類の契約のうち、われわれ一般人が自分で稼いでいく時には以下の3つだけ検討すればOKです。

  • 雇用契約
  • 売買契約
  • 請負契約

具体例を上げると、

    • 雇用契約⇒正社員、アルバイト
    • 売買契約⇒メルカリ、受験指導、教材販売(有料noteなどを含む)、広告
    • 請負契約…サイト制作、ランサーズの案件

(※請負と売買との違いは、前者は「ある特定の仕事の完成」を目的としたもの)

人に何かを提供してお金をもらう方法は、この三つです。

自分でお金を稼ぐ方法は、売買と請負だけ


結論からいうと、”自分で”稼ぐ手段は、売買か請負だけです。

この二つができる状態にスキルを身につける、作品を作ることでしか稼げません。

しかし、ここに参加されている方は、主に①しかやってきていないと思います。
雇用契約というのは、モノを渡すわけでも、仕事の完成を目的にしているわけではありません。簡単にいうと、あなたの生活「時間」を提供してその対価を得ています。
あなたがお客さんに提供するものは、真の意味では、会社(組織)が提供しています。だからあなたの頑張りは100%お金で返ってくることはありません。

雇用契約で忘れてはいけないこと

上記のように書くとまるで雇用が悪いことのように思われてもいけないので、詳しく書きます。
会社はあなたの労働、もっというと労働時間に対して報酬を支払います。
会社は、たとえあなたが稼げなかろうが、仕事で失敗しようが、あるいはあなたがまだ新人で価値を提供できない段階であっても、毎月あなたに給与を払ってくれます。これには感謝しましょう。

で、もう一つ覚えておいて欲しいのが、会社とあなたは対等ということです。

また民法の登場です。

【第623条】
「雇用は、当事者の一方が相手方に対して労働に従事することを約し、相手方がこれに対してその報酬を与えることを約することによって、その効力を生ずる。」

民法にはこう書かれてあるだけです。「一方が他方の命令に従わないといけない」なんて書かれていないし、あなたが提供している時間(生活)について指示・支配を受けるいわれはないのです。契約の枠の中で縛りがある。それだけです。

自分の価値を高めよう

過去一度も自分の商品・サービスを売ったことがない人はこの意識が欠けています。まるで「働く=どこかに勤める」しかないように思っています。自分主体の生き方をするならば、雇用以外にもお金を得る手段があることを自然と思わなければなりません。雇用は、一つの手段にしか過ぎないのだと。

これから大きな不況が来ますし、会社はあなたの生活をずっと保証はできないでしょう。ずっとぬるま湯に使って、会社が傾いたとき、あなたを守ってくれる者はありません。

雇用以外の選択肢として、絶対に「自分で稼ぐ」という手段を持つべきです。

会社を上手く使いましょう。雇用契約のメリットを生かし給与以上に会社に貢献して、その上で自分の残ったリソースから自分でしかできない価値を作りましょう。

このグループでは、自分の力で稼ぐ方法についてシェアしていきます。
長くなりましたが、大切なことなのでしっかり書きました。普段はもう少しライトなことを書くと思います。

今回の投稿は以上です。

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