そんな悩みにお答えします。
筆者紹介
・ITベンチャーのマーケティングマネージャー。4人目の社員。
・現在は会社のフェーズが変わり、ど新規のテレアポはやっていませんが、入社すぐから営業架電をしていました。
・入社〜在籍3年半で法人利用数は20倍。全国1800教室で使われているウェブサービスを展開する。
「テレアポ」と聞くと、マイナスなイメージばかり浮かびますよね?
受話器を手にぐるぐる巻きにして、ずっと電話をかけさせられるというような。
間違いなく、営業で一番きついと言われるがテレアポです。
意外かもしれませんが、テレアポのストレスを緩和する方法は、量をこなすことでも、トークスキルを上達させることでもありません
テレアポには、見えない敵が存在します。実は、簡単な方法で緩和できるのですが、多くの人はやっていません。
テレアポがきついのは、成功確率が見えないから
一番の理由は、これです。
パチンコを想像してみてください。あんな無理ゲーに毎日おおくの人が何万円も突っ込んでいますよね。みんな心折れずに通い続ける。
報酬が得られるから? 違います。それならパチンコやめて仕事しますよね。
パチンコが苦しくない一番の理由は、確率が明確だからです。
これは、テレアポも同じです。
あと何本かければ、商材説明(あるいはアポ)に進めるかわかっていれば、その途中に起こるガチャ切りイベントは苦ではなくなります。
確率を可視化すればいい。これで、苦しさは一気に緩和されます。
難しくないですよね?
【5分で作成】テレアポ攻略のカギ『自分数字』の見つけ方
やり方は超簡単です。
エクセルでもいいし、ペンと定規があれば、OKです。
自分数字を見つける表
- (A)架電…電話してつながった総数
- (B)会話…会社&自己紹介でOK。雑談ならなおよし。よくあるのは「●で困ってませんか?」で会話がつながった場合
- (C)商材説明…ざっと
- (D)提案…お悩みなどを具体的に聞き出せた。できることを伝えた。
- (E)アポ
コツ1:細かくやらない
・対象者通話率、決済権者、BANT情報の取得など、それはまた別のシートに書けばいいのです。
・今回の目的はとにかく自分の数字を見つけることです。
コツ2:一つずつ成長する
いきなりアポ取ろうなんて考えなくていいです。それは結果のみ。
結果がわかっても過程を捉えていないと改善はできませんよね?
『今週は「会話」の数だけ増やそう』など、目標は一つに決めます。
左のステージの数を増やせば増やすほど、自動的に右の数字も増えるからです。
※一定期間空けてまた電話する際にも有効です。右のステージに進んでいるお客さんとのほうがアポは取れやすいのは言うまでもありません。
コツ3「できた!」と書く
表現は自由ですが、感嘆符(!マーク)や「できた」という表現があるほうが目と心に優しい。
- 架電→会話→商材説明
- 架電できた→会話できた!⇒商材説明できた!
これだけです。難しくないですよね。5分あれば作れちゃいます。
1週間の合計を取れば、あなたの『自分数字』が見えてきます。
「あと何本かければ良い」がわかると気楽
今日の架電が60本だとします。 商材の説明ができましたが、まだアポ取れていません。
『自分数字』であと20本でアポが取れるとわかっていたら、電話しますよね。
多くの人が誤解していること
慣れる(麻痺?)ことも重要だけど、もっと重要なことがあります。
上達したら苦しみがなくなる、なんてことはないです。
電話ごとに格闘が待っていますし、何千本とかけても一回ごとの疲労感はそれなりにあります。
だから、「なんで取れないんだ!もっと掛けまくれ!」なんてアドバイスをする上司がいたら、間違いなく無能です。
上手くなる=苦しくなくなる
別軸なんです。
ぶっちゃけ上達してもさほど苦しさは変わりません。
短距離のゴールと、小さな達成の喜びで続けられるのです。むやみやたらにかけまくるよりも、まずは今の自分数字(確率)を算出しましょう。
誰もができそうなのに誰もやっていない
5分で紙を刷る。あとは電話しながら、ペンで棒線を書き足すだけです。0.2秒。
これだけで自分のポテンシャル、次の達成までの成功見込みが見えちゃいます。
この方法は友人にも伝えているのですが、それでもやりません。
みんなこんな簡単なことすらやらずに、苦しんでいます。もったいないですよね。
皆さんはぜひ活用してください。
あなたも実践してみて、効果があれば、同僚や部下に教えてあげてください。
おすすめ書籍
僕が営業始めたときにヒントにした本を2冊紹介します。
まずはこちら。テレアポのテクニックが学べます。
次に紹介するのは、こちら。今回の自分数字の表を作るときの参考になりました。スピリチュアルな内容も多分に含まれていますが、この本には大きな目標達成に小さな通過ポイントを作る大切さが書いています。きっと役に立ちますよ。
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