2020年5月5日ごろからGoogleの検索アルゴリズムのアップデートがありました。
twitterでブロガーの声を聞くと、過去最大の変更のように思えます。大激震。
当ブログも漏れず、思いっきりアップデートの影響を受けました。。。
先月個人ブログ(左図/雑記)を再開してアクセス上げた直後にGoogle神の怒りに触れてしまいました。
逆に、ずっと更新しているビジネスサイト(右図/特化)は特に問題なし。ふー助かったぜ。これでアクセス無視して趣味ブログを進められます(ポジティブ) pic.twitter.com/ow1XPxJiyS
— ノブトウ (@nobutou) May 8, 2020
(ツイートの「個人ブログ」というのは、このサイトのことです)
多くのブログが落ちたように見える理由
もちろん検索表示の枠の数は変わりません。
どこかのサイトの順位が落ちたということは、上がったサイトもあるということです。
多くのブログが下がったと思えるのは、発信しているのが主に個人ブロガーだからです。
企業サイトは、公式アカウントで「やべっ、順位落ちた」なんて書きませんからね。
でも実際には、企業サイトは概ね順位を上げています。
なぜこうなったのかについて説明します。
2020年5月Googleアップデートでどんな変更があったか?
今回のGoogleアップデートでどんな変更があったのか、信頼できるサイトが出している情報を引用します。
ざっくりいうと?
- 1、コンテンツの品質に対してこれまでに無いディープなチェックをするようになった
- 2、専門性の低い著者または運営者が制作したコンテンツがあるページの検索順位は下げる
- 3、コンテンツ以外にもWebデザインなどページの見やすさ、使いやすさもサイトの品質の一部として重要視するようになった
- 4、年々レベルアップしている他者のサイトと比べて相対的に上位表示する価値のあるサイトであるかを判断するようになった
≫引用記事:『【Google大変動】コアアルゴリズムアップデートによる2020年5月5日からの順位変動について』
特に大きな点というのは、より企業サイトや専門サイトの記事を優先するようになったということです。
専門性はどうチェックしているのか?
Googleはいちいちコンテンツの中身を読んでいるわけではないので、数字で測っています。
これまで通り、「滞在時間」、「離脱率」、「回遊率」などは重視されます。
さらに、これまでも重要だった「外部リンクの取得」もさらに評価されるでしょう。
なぜなら、リンクを貼られる(参照される)ということは、確からしい情報だからと見られるからです。
また近年登場した「E-A-T」を重視する流れについては、上記の2にある通りです。
もう一度引用します。
2、専門性の低い著者または運営者が制作したコンテンツがあるページの検索順位は下げる
Googleが具体的にどういう指標(数値)で評価をするのかはわかりません。
しかし、一番有力な説として、「記事だけの評価ではなく、その記事を含むサイト全体で評価するようになった」ということは予想されます。
要するに、サイト内に同種のコンテンツがある、それらが有機的に結びついているなど。
≫参考記事『E-A-Tとは?SEOにおける重要性について』
当ブログで一気に検索順位が下がったコンテンツ
昨晩こんなツイートをしました。
ランクチェッカーで調べてみると、個人ブログで特にPV落ち込んだのは、以下の記事でした。
・豚の屠殺
・タワマン高層階のデメリット
・不妊治療(精液検査)
・出産時の夫の準備
・キューバでフォトウェディング
・二郎系レポ
・海外旅行with乳児共通することは、一個人の一次情報。
— ノブトウ (@nobutou) May 9, 2020
下がった記事一覧(各記事へリンク)
専門業者のコンテンツを重視している
例えば、「タワーマンション デメリット」で調べると、ほぼすべて不動産屋のサイトが出てくるようになりなした。
出産時の準備についても、育児や医療サイトが上位に出てきます。個人のルポは評価が低いということになります。
当ブログで一番アクセスを稼いでいる、ラーメンの記事もついに1位から陥落して、上位にはグルメ比較サイト、ラーメンブロガーの記事で上位を埋め尽くされています。
個人の体験・感想なんてもはや不要?
愚痴と思われるかもしれないけど、一次情報がなくなるのって、これはこれで怖いと思うんですよね。
というのも、専門業者の記事って、やはり薄く広くという記事が多いですし(ライター雇用やコスパの問題)、問い合わせ獲得するためにつなげる記事が多いじゃないですか?
転職サイトなんてひどいですよね。人生の重要なトピックなのに、安易に転職に誘導するものばかり。
とはいえ、個人ブロガーの情報にデマや推測が多いのも事実。内容に関して、個人が責任を取るわけではないです。個人ブロガーならブログを閉じればもう追及されません。
総合的にみて、「情報の信頼性の担保できるのは、企業のサイトだ」と言われたら、確かに否定はできません。
Googleアップデートへの今後の対策
上記のアップデート内容を踏まえると、以下の項目を遵守していくことがSEO対策の要になります。
- 今後の対策
- (1)クエリとコンテンツの関連性を高めること
- (2)コンテンツの品質を高めること
- (3)専門性の高い著者がコンテンツを執筆すること
- (4)サイトのユーザビリティーを高めること
- (5)競合他社よりも価値のあるコンテンツを提供すること
≫引用記事
『【速報】Googleが「2020年5月コアアップデート」の実施を発表! 新型コロナウイルス発生後初の実施』
まとめ:雑記ブログには冬の時代が到来?
雑記ブログは今後さらに評価を落としていくことでしょう。
当ブログみたいにいろんなトピックを書き散らしているブログは、信頼性が低いということになります。
このブログはもう少し専門性を高めていこうと考えています。
具体的には、「個人の力で社会を生き抜く術を身につける」というコンセプトです。
僕の個人的体験はたまに息抜き程度に書いていくことにします。
いろいろやってみないとわからないことばかりですが、興味をもたれた方はぜひお読みください。
今回の記事は以上です。
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