アート作家・上田尚宏氏の作品を購入した話

日常のこと

どうもブロガーのノブです。

2年前に人生で初めて芸術作品を購入しました。今回はその時の話を。

2016年7〜8月にかけてCAPSULEギャラリー(東京・三宿)で開催されていた上田尚宏氏の『geo/res』を観に行きました。

この7月の初め、上田尚宏くん(ここでは君付けで呼びます)から東京で個展を開くと連絡があった。

上田くんは現在ドイツベルリンで活躍する芸術家。中学生の頃からの友人なのでかれこれ20年の付き合いになります。

『Takahiro Ueda』公式HP

2016年の1月には清澄白河で二人展を開いてそれも観に行きました。その時が実に4年ぶりの再会でした。僕がヨーロッパを旅行していた時にベルリンで会って以来。日本で会うのは10年ぶり。

僕はそのオープニングイベントで4枚ある作品の1枚を買いました。材料はわかりません。印字に使うペーパーを使ったとか。一番気に入った一番右にある作品を買いました。

彼のホームページに作品の詳しい情報が載っていました。

鏡面加工された特殊な紙の表面に接着されたプラスチックフィルムを剥がしていった時に偶然生まれる模様である。全くコントロールしなくても、フィルムは気温や劣化によって勝手に千切れていくため、それに沿って剥がすことで意図せず模様がずれていく。結果、出来上がったパターンは結晶の断片にも見え、地層のようなイメージを示す。

その数日後には妻を連れて作品を観に行きました。
(この写真に写っている後ろ姿は妻です。)

アップ

展示の期間が終わりを迎え、後日、設置のために我が家に来ていただきました。
ちょうど前後でいまの会社に誘われて、初めて会社員として働き始めたばかり。「お前、本当に会社員つとまるの?大丈夫?」と心配されましたのを覚えています。

設置の作業の様子

部屋に設置したらいい感じ。まるでオーダーメイドで作ったかのようにぴったりです。

記念に一枚。

天井の高い素敵なギャラリーに飾られていたので、同じものがうちの部屋に合うかなとやや不安に思っていたが……まるでオーダーメイドのようにピッタリはまっている。

これが僕にとって初めて美術品を手にした機会となった。作品が僕の日常の一部となるというのはいいものですねぇ。

設置して二年経ちますが、全く色落ちもなくリビングに彩りを与えています。

先日、新たに購入したマンションの資金計画も進み、来年の春に武蔵小杉に引っ越すことになりました。

レールを付けたので彼にオーダーメイドの作品を依頼しました。どんな仕上がりになるのかまたこのブログに書こうと思います。

それではまた。

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