「なんとなく参加したけど、役に立ってない」
そういう人、多いですよね。
セミナーは活用できればビジネスを加速できますよ。
今回はセミナーを上手く活用できていない人への解決策を示します。
セミナー開催するようになって気づいたこと
実は、僕も以前は全くセミナーを活用できていませんでした。
セミナーを開く側(主催者・運営スタッフ)になってから、開く側だけではなく、参加する側にも準備はいることに気づきました。
余談ですが、自分でセミナーの準備をしてみると、世の中にはこんなにセミナーがあるのかと驚きます。ターミナル駅の駅前の貸し会議室は、平日休日問わず常にセミナーでパンパンです。
過去の僕がセミナーで学びを得られなかった原因
原因ははっきりしています。
興味の赴くままに惰性で参加していたからです。
- セミナー主催者、趣旨を細かく調べなかった。
- そもそもセミナーには、ランクがあることを意識していなかった。
- セミナー後の復習をしなかった。
ただ安いというだけで参加したセミナーでは、セミナー後に営業かけられて終わりということもよくありました。
当たり前だけど、タダや安価に有益な情報を教えるわけがありません!ボランティアじゃないから。
セミナーを活用するコツ:準備編
まずは事前の準備。どういう準備をすればいいのか、あるいはそもそも行く必要があるのかを見極めることも必要です。
セミナーに参加する目的を明確にする
「セミナーでないと得られない情報なのか?」
あらためて自問しましょう。今やネットで得られる情報がほとんど。一昔前とは違います。
セミナーってものすごい時間と金を食います。情報を得るためだけなら参加しなくていいです。
たとえば「ブログ集客する方法」を知りたいあなたは、本当にセミナーに行く必要があるでしょうか?
あなたがこれからブログで稼ぎたいとします。
「アクセスを集める」というぼんやりしたテーマのセミナーなら、行く必要はないのでは?
ネット、本、Youtubeの情報でほとんど網羅されています。
もしあなたが企業のウェブ担当者で、特定の業界のコンテンツマーケティングについて知識を深めたいなら、セミナーはアリかもしれません。特定の業界のブログ戦略というのはあまり出回ってはいません。
たとえば個人で参加する場合で、フォローしているブロガー本人が講演するなら、ぜひ参加するべきです。モチベーションアップになるし、セミナーでしか得られない価値があるからです。
繰り返しますが、セミナーでしか得られない価値があるのかを調べてから参加しましょう。
【金額別】セミナーの種類と目的
セミナーには目的があります。「無料だから行こう」というのは甘いです。
特に、無料セミナーは、情報を得る代わりにあなたの情報を主催者の営業リストへ差し出すということです。
さて、セミナーは金額別で得られる価値が大きく変わります。
鴨頭嘉人さんのYouTubeにわかりやすい例があったので紹介します。
『開業論』(9:10から)
(※これは歯科医師の話ですが、「歯科医師=有資格者」、「勤務医=会社員」と置き換えてお読みください。)
(1)無料〜5000円
・メーカーや業者が主催するセミナーが多く、講師は歯科医師ではなくメーカーの人だったりする。
・販売促進が目的の単なる商品説明のこともある。
・かといって現在のトレンドをキャッチできるものが多いので見逃すことができないセミナー。
(2)5000円〜15,000円
・歯科医師の有資格者のものが多い。
・この価格帯で1番多い形が講演会。
・100人規模のこともある。
(3)15万円から50万円
・ここから大きく変わる。
・実習が組み込まれる。
・ベーシックコース、さらにアドバンスコースに進んで初めて習得できるスキルがある。
(4)5万円〜15万円
・このコースになってくると価値が倍増する。
・1泊2日であることが多い。
・懇親会があり、講師を師事する先生がアシスタントとして参加する。同じレベルの人と意気投合し親近感が生まれ、セミナーの後もお互いの職場を見学するような仲になる。得られる価値が倍増するのはこういうわけである。
(5)15万円〜80万円
・このクラスになると勤務医で参加する人は少なくなる。高額だからだ。でも何とか貯金して参加するようなすごい会社員もいる。
・4ヶ月から1年かけて行う習得コース。
・貴重な学びほどハードルが高くなる。金額や場所は関係なく、仕事で真剣の勝負をするにはこのクラスのセミナーを受けなければならない。
(6)数百万円〜
・海外で行われるコースだと数百万円を超える。
・最低1週間は休みを取らなければならないので、準備を含めて相当な気合が必要。
・しかし、このレベルのセミナーに行くと、世界に飛び出しても恥ずかしくないレベルが手に入る。ここでしか手に入らないから高額なのでぜひ参加しよう。
セミナーを活用するコツ:セミナー後
その日のうちに復習しましょう。鉄は熱いうちに打て!です。
今日から何ができるのか方針を立てて、すぐにできる作業を分割しましょう。
学生時代に受けた模試と同じです。
成績が伸びない生徒に限って、模試を受けっぱなし。あなたもセミナーに参加した後、なんとなくよかったという感想で終わっていませんか?
セミナーを有意義にするかは、あなたのその後の行動にかかっています。
過去のセミナー参加例
以前、ブロガーのゆっきーさんのtwitterセミナーに参加したことがありました。
≫過去記事:twitterセミナー参加後5日でエンゲージが3倍になった【行ってよかった】
≫ゆっきーさんのブログ
このセミナー学んだこと
- 軸を3つに絞る
- 過去のツイートの数値を見て、分析する
- プロフは見た人のメリットがわかりやすくする
帰ってすぐに自分のツイートの見直し、分析を始めました。
【本日参加イベント②】ゆっきーさんのtwitterセミナー(@yukky_lucky11)
飛び道具や超属人的な内容がなく、勉強になった✍️ 当たり前のことを徹底するのみ。
帰宅後、改善に取り組み。まずは分析ですね。仕事でやっていることと同じ。
あとは個人twitterにどう適用するか。 pic.twitter.com/JjyTeX0Yup— ノブトウ (@nobutou) August 10, 2019
おかげさまで450⇒650人に増えました。参加してよかったです。
懇親会は絶対に参加する
これがあるかないかで、セミナーの価値は倍加します。
- 自分と同レベル・目標が近い人が集まっているので課題が似ている
- 自分の認識がズレていないかを他の参加者と話すことによってチェックできる。
- セミナー後の参加メンバーの動向がわかり、さらに学びを深められる。
先ほどのtwitterセミナーで知り合った方々とは懇親会で仲良くなりました。その後プライベートで会ったりして、今でもお互いのツイッター、ブログをチェックしています。
他のセミナーでもtwitterを交換することが増えました。
昔のセミナーなら「情報を得る」が目的でしたが、今では参加者同士で繋がれる時代ですね。
しっかり準備して活用しましょう。
今日の記事は以上です。
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