英語文例付き!海外でiPhoneを紛失・盗難されたときの対処3つ

旅・移住のこと

この記事にたどり着いた人は、いま海外にいてスマホを失くして困っていると思います。

ベトナムのダナンでの観光中、妻がスマホを紛失しました。大変でした。その話は後にして、取り急ぎ対処の方法をお伝えしますね。

焦る気持ちを抑えて、落ち着いて、この記事に書いている方法を上から順に行ってくださいね。

英語の苦手な人に文例集も用意していますので、そのままホテルのスタッフさん等に見せていただければと思います。

海外でスマホを紛失した場合の手順

  1. 「iPhoneを探す」を使う
  2. ホテルスタッフ、周りの人に助けを求める
  3. ケータイ会社に連絡する
  4. 紛失届・盗難届をもらう
  • 普段から気をつけておきたいこと

1.「iPhoneを探す」を使う

まずは公式のアプリを使って場所を特定しましょう。

アプリを起動すると、Apple IDパスワードが求められます。

すると、あなたがApple IDに連携している全てのデバイスが出てくるので、探したいデバイスをクリックします。

「iPhoneを探す」アプリでできること3つ

  1. サウンドを再生
  2. 紛失モード
  3. iPhoneを消去

1つずつ詳しく説明します。もしオフライン状態になっていても、それぞれオンになった段階でアクションしてくれます。

1-1.サウンドを再生

紛失したiPhoneに通知音を出すように命令することができます。サイレントモードにしていてもちゃんと鳴ります。

電源が入っていれば失くした場所を特定できます。

電源が入っていない、あるいは海外等で機内モードで使用していた場合、最後に使った場所と日時が出ます。(出ない場合もあります)

もし外で紛失した場所がタクシーの場合、ここで運転手が気付いてくれるかもしれません。

この機能で対処できない場合、窃盗等で悪意ある人物がiPhoneを所持している場合は、次の方法に移ります。

1-2.紛失モード

1.これを使えばiPhoneにロックをかけることができます。

2.さらにスマホの画面にメッセージを表示することができます。

注意点

必ず電話番号を入れる必要があります。ひとり旅であれば受ける電話がありません。あるいは同行者と行っても拾った人が現地の人であれば電話がかかってきても会話が成り立たないかもしれません。

その場合は、滞在先のホテルの番号を伝えましょう。

さらにメッセージには「ホテル名+苗字」を入れてもいいでしょう。

1-3.iPhoneを消去

こちらは最終手段です。強制的にデバイスのデータを削除します。iCloudやTime Machineでバックアップを取っていないと、写真やビデオのデータとはおさらばです。

こちらは慎重に。もし窃盗である場合や治安の悪い地域であれば、早急にデータ消去して悪用されるのを防ぎましょう。

2.ホテル、周りの人に助けを求める

ホテルのスタッフ、タクシーの運転手、あるいは路上で声をかけた人と多少なりとも意思疎通ができそうであれば、助けを求めるのも手でしょう。

僕の妻がスマホを失くした話でいうと、我々はホテルの人に助けられました。

ホテルの監視カメラでエントランスの映像から、タクシー会社とナンバーを見つけて、スタッフさんがタクシー会社⇒運転士に連絡してくれました。結果的に見つかり一安心。

とはいえ、なかなか運よくいくとは限りません。

文例集を載せておきますので、活用してください。

(英語圏ではない方はGoogle翻訳アプリにコピペしてください)

助けを求める文例集

文例1

「助けてください。iPhoneを紛失しました。あなたのiPhoneの「iPhoneを探す」アプリを使わせていただけませんか?」

Excuse me, I need your help. I lost my iPhone.

May I use your ”Find My iPhone” application on your iPhone?

文例2

「忘れた場所は、タクシーだと思います。もしタクシー会社をご存知でしたら連絡していただけませんか? 車体がグリーンの会社です。(●●という会社だったと思います。でも定かではありません)

乗った場所は●●で、降りたのは▲▲です。降りた時間は●時●分」

I think I left my iPhone in the taxi. Would you call the taxi company if you know it? The body color of the taxi is green.

(I’m not sure of the name but I think ●●)

I took the taxi at ●● and get off it at ▲▲. The time I got off it was ●●)

シンプルな英語にしてみました。これで通じるはずです。

3. ケータイ会社に電話する

さて、それでも見つからなかった場合、スマホのデータを強制的に消去した場合、これでもまだ終わりません。

SIMカードを悪用される可能性がまだ残っています。

プリペイドカードであれば諦めるのもありですが、通常のSIMカードであれば他の誰かのスマホに挿せば使えてしまいますね。

自身の契約しているケータイ会社に連絡しましょう。

4.盗難・紛失届を出す

AppleCareや旅行保険でモノの紛失した・盗難された場合、現地の警察署で紛失届を出しておく必要があります。

紛失届……a report of the loss certificate

盗難届……a report of the theft」

普段から気をつけておきたいこと

1.Apple IDを確認

ID(メールアドレス)、PWをすぐ出るように心がける。もしひとり旅なら誰かに声かけてでも早急に「iPhoneを探す」を起動させましょう。

これを今読んでる人はふんふんと読まずに、今すぐ!!!設定してくださいね。これは国内外にいようと大事ですし、iPhoneの紛失は5分後のあなたにも訪れることですから。

2. 公式のタクシーを使うように心がける

今回妻のiPhoneが見つかったのは、タクシー会社のタクシーを使ったからでした。

ダナンではタクシーにボラれることはなかったです。初乗り8,000~10,000d(40~50円)、1kmごとに50円ずつ上がります。

①タクシー会社のロゴが入った車体

②メーターを使う

個人で闇タクシー業をしている人もいますし、みんなが悪い人ではありませんが、トラブル後の対処を考えた場合、やはりちゃんとしたタクシーを使うにこしたことはありません。

まとめ

最後に今回の経緯を簡単にご説明します。

ランチに出かけてホテルに戻ったら妻が顔面蒼白で「スマホがない!タクシーに落としたかも!」と言いました。

さて、大変です。1年ほど前に僕は六本木ヒルズでiPhoneを落としたことがあり、「iPhoneを探す」を起動して、事なきを得ました。

しかし、今回妻はApple IDを思い出せなかったため、ひとまずホテルのロビーに降りて、スタッフを見つけて事情を説明しました。

僕は8割がた見つからないと思っていました。スタッフがエントランスの監視カメラから僕らが降りた時間を計算して、タクシー会社へ連絡。15分ほどして運転手が見つかり、さらにその20分後には手元に戻ってきました。

(ちょうど娘の写真を撮っていたため、その時刻からすぐに時刻を割り出せました)

さらに言うと、スタッフさん、運転手さんがいい人たちだったので、迅速に対応・解決することができました。

本当に運が良かったです。

チップは己のためならず

もし見つかったらしっかりお礼しましょう。

相場はわかりませんが、日本では落し物を見つけてくれた人には1割ほど払います。

僕は日本の物価の感覚で5000円ほどかなと思って、物価を考慮して数千円渡すことにしました。

ベトナムのダナンでは、運転手、ホテルスタッフに2,000円ずつ渡しました。

驚かれたのでちょっと多かったのかもしれません。

でも、これで「拾って届けたらいいことある」と思ってくれた方が、今後誰かが落とした時にも届けてくれる可能性がわずかばかりでも上がります。

もしあなたが二度とその土地に行くことがないとしても、今後訪れる旅行者のために十分なお礼はしていただきたいです。

さて、あなたのスマホは見つかったでしょうか。今回の記事が役に立てたら嬉しいです。

Have a nice trip!

コメント

タイトルとURLをコピーしました